北野武さん、フランス最高勲章受賞

 映画監督でタレントのビートたけし(北野武)さんが、フランス政府から同国の最高勲章レジオン・ドヌール勲章を授与されました。

 レジオンドヌール勲章はナポレオン・ボナパルトによって制定されたフランスの栄典制度で、現在もフランスの最高勲章として受け継がれています。等級が5つあり、上から

1等、グランクロワ(大十字)
2等、グラントフィシエ(大将校)
3等、コマンドゥール(司令官)
4等、オフィシエ(将校)
5等、シュヴァリエ(騎士)

 となっており、今回北野武さんが授与されたのは4頭のオフィシエで、「演劇、テレビ、映画、文学などの約束事を変革して現代のアートシーンに影響を与えてきた」と評価しています。

 過去日本人も皇族や総理大臣経験者、東京都知事等が多数受賞していますが、映画監督では黒澤明以来2人目です。

 受賞について北野さんは「いい賞はいっぱい欲しい。なぜかというと、落差が出るから」と語っています。要するに、権威ある賞を貰った人間が馬鹿なことをする落差が、お笑いとっては良い、と言う事です。やはり、基本お笑いですね、たけしさんは。

代替えフロン削減、大筋合意

 10日からルワンダの首都キガリで開かれていた「モントリオール議定書」の締約国会合で15日、代替フロン「ハイドロフルオロカーボン」の生産規制に乗り出すことで大筋合意しました。

 具体的には中国など大半の途上国で2024年をピークに段階的に減らし、2045年までに2020~22年の年平均に比べ80%削減。インドや湾岸諸国などでは2028年をピークに、2047年までに2024~26年の年平均に比べ85%減らす事になっています。

 ハイドロフルオロカーボンは、それまでのオゾン層を破壊するフロン類の代替え品として開発・使用されてきました。所がこのハイドロフルオロカーボン、オゾン層は破壊しないかわりに、二酸化炭素の100~1万倍以上もの温室効果があることが判り、規制が求められていたものです。

 二酸化炭素の100~1万倍以上とは凄まじい温室効果です。途上国にまで広く普及しているハイドロフルオロカーボン、約30年がかりの削減案で間に合うのかどうか。

ドイツ銀行の株価が、過去最安値に

 モーゲージ担保証券(MBS)の不正販売問題をめぐって、アメリカ司法省から最大で140億ドルもの制裁金支払いを求められているドイツ銀行の株価が、過去最安値に下落しました。

 MBSはサブプライムローン危機の一因になったと言われており、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙によると、ドイツ銀行は制裁金の減額を巡ってアメリカ司法省と交渉を続けているそうですが、交渉内容は流動的だと言うことです。

 ドイツ銀行はフランクフルト・アム・マインに本店を置くドイツのメガバンクで、コメルツ銀行・ドレスナー銀行とともに「ドイツ三大銀行」と呼ばれます。しかし、2014年にはルクセンブルク・リークスに租税回避を暴露され、日本でも傘下のドイツ証券社員が三井物産連合厚生年金基金の常務理事に高額な接待を頻繁に行ったとして、贈賄の疑いで逮捕。同じくドイツ証券アナリストが、東証1部上場会社の決算に関する情報を公表前に入手、同社職員や顧客に伝えて、金融庁から業務改善命令を受けるなどしています。

 ドイツ政府はこれまで欧州の他国政府による公的支援に強硬な姿勢を取ってきたこともあり、自国の銀行だけを救済する事は難しいとみられています。事実、ドイツ政府はドイツ銀の救済計画を準備しているとの新聞報道を否定しています。

 しかし、ダイムラーやミュンヘン再保険、シーメンス、ドイツ取引所等ドイツの大手企業は、グローバルビジネスを展開する同国企業にとってドイツ銀行は不可欠な存在だとして、同行への支持を表明しています。