富士登山、半数が高山病経験

 岩手大学の山本清龍准教授(観光学)らのアンケート調査によって、富士登山者573人のうち、約半数が高山病にかかっていたことが分かったそうです。

 調査は山本准教授が中心となり、標高2390メートルにある6合目の富士山安全指導センター前で下山者を対象に実施され、ほぼ半数が睡眠障害やめまいなどの高山病を経験したと回答したと言うことです。さらに、12%は重度の高山病に分類されました。

 高山病とは、低酸素状態に置かれたときに発生する症候群です。概ね2400m以上の高地では空気が薄くなるため、酸欠状態に陥って、頭痛、吐気、眠気(めまい)等の症状が現れます。他に、手足のむくみ、睡眠障害、運動失調などが現れることもあり、低酸素状態において数時間で発症し、一般には1日後~数日後には自然消失します。しかし、重症の場合は高地脳浮腫や高地肺水腫を起こし、最悪の場合死に至ることもあります。

 富士山というと、どうしても観光地のイメージですが、遭難したり落石で死者が出ることもあり、十分な準備が必要です。

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