MOX燃料、ドイツ電力会社へ引き渡し

 東京電力の23日発表によると、同社がフランスのアレバ社に製造を委託していたウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を、ドイツの複数の電力会社に引き渡す契約を結んだそうです。
 代わりにドイツ側は、イギリスに製造を委託している燃料を東電名義に変更すると言うことです。核不拡散の観点から厳重な管理が求められるプルトニウム燃料を、他国と交換するのは極めて異例。

 ドイツへの引き渡しが決まったアレバ社のMOX燃料は、主に福島第一原子力発電所3号機向けに委託していましたが、一昨年の東日本大震災に伴う原発事故で3号機が廃炉となったために行き場がなくなっていた物でした。

 国内の電力各社はMOX燃料を原発で使うプルサーマル計画を進めてきましたが、現在に至るまで福島第一以外の原子力発電所も再稼働の見通しが立っていません。特に福島第一原子力発電所は事故で大きく損傷し、核燃料を受け取っても保管場所が無い状態です。しかし、ドイツの電力会社との「交換」により、アレバ社から迫られていた燃料の引き取りを先送りでき、再稼働までの間時間を稼ぐことが出来ます。

日テレ、視聴率2冠

 ビデオリサーチの調査によると、2012年の1月2日~12月30日までのテレビ年間視聴率で、日本テレビが全日(午前6時~同0時)の平均視聴率8.0%、ゴールデンタイム(午後7時~同10時)12.3%と、二つの時間帯で在京テレビ局のトップ、テレビ朝日がプライムタイム(午後7時~同11時)12.5%でトップとなったそうです。

 日本テレビは2011年の「三冠王」に続き、二つの時間帯で連続1位です。また、テレビ朝日が年間視聴率で1位となったのは、三つの時間帯を通じて1959年の開局以来初めてのことです。

 最近は日本テレビが強いようです。かつて黄金時代を築いたフジテレビはすっかり凋落していまい、テレビ朝日の後塵を拝する状態。確かに最近、フジテレビは見ていない気がします。

 株式会社ビデオリサーチは、山梨県、福井県、徳島県、佐賀県、宮崎県を除く全国42都道府県でテレビ番組の視聴率調査を行っており、「テレビ視聴率日報」というレポートを調査翌日に発行、最新の視聴率データをテレビ局や広告代理店などのクライアント(顧客)に提供しています。その他、調査員による面接調査やアンケート調査、街頭調査などを用いてテレビ・ラジオ番組に関する様々な調査も行なっています。

富士登山、半数が高山病経験

 岩手大学の山本清龍准教授(観光学)らのアンケート調査によって、富士登山者573人のうち、約半数が高山病にかかっていたことが分かったそうです。

 調査は山本准教授が中心となり、標高2390メートルにある6合目の富士山安全指導センター前で下山者を対象に実施され、ほぼ半数が睡眠障害やめまいなどの高山病を経験したと回答したと言うことです。さらに、12%は重度の高山病に分類されました。

 高山病とは、低酸素状態に置かれたときに発生する症候群です。概ね2400m以上の高地では空気が薄くなるため、酸欠状態に陥って、頭痛、吐気、眠気(めまい)等の症状が現れます。他に、手足のむくみ、睡眠障害、運動失調などが現れることもあり、低酸素状態において数時間で発症し、一般には1日後~数日後には自然消失します。しかし、重症の場合は高地脳浮腫や高地肺水腫を起こし、最悪の場合死に至ることもあります。

 富士山というと、どうしても観光地のイメージですが、遭難したり落石で死者が出ることもあり、十分な準備が必要です。