近大野球部、3か月活動停止

 近畿大学は2日に大阪市内で会見を行い、硬式野球部の秋季リーグ戦出場辞退と、今月1日から3カ月間の活動停止処分を同部に科したことを発表しました。

 同部所属で経営学部1年生の男子学生(18)が7月25日に、東大阪市の路上で65歳の女性から現金4万2000円の入った手提げバッグをひったくった窃盗容疑で奈良県警に逮捕されたためで、近畿大学は同31日に懲罰委員会を開いて同学生を無期停学処分にしています。また、浦崎直浩野球部長(52)と体調不良で入院中の榎本保監督(58)は辞任を申し出ており、近く受理される見通しです。

 同大では2009年にボクシング部員が強盗事件を起こして廃部に追い込まれ、昨年10月に復活したばかりだけに、衝撃は大きいようです。

 近畿大学野球部は1949年創部以来、旧リーグ含めてリーグ戦44度、全日本大学選手権4度、明治神宮野球大会2度の優勝を誇り、藤井彰(阪神タイガース)、二岡智宏(北海道日本ハムファイターズ)、糸井嘉男(大阪オリックスバファローズ)、大隣憲司(福岡ソフトバンクホークス)など、プロ野球にも多くの選手を輩出している名門です。

WBC、ベスト4出そろう

 野球の国・地域対抗戦であるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次ラウンド2組は15日、敗者復活2回戦でプエルトリコがアメリカに競り勝って初の決勝ラウンド進出を決めました。この結果により、日本、オランダ、ドミニカ共和国、プエルトリコがベスト4進出となりました。

 一方開催国であり主催国でもあるアメリカは、プエルトリコに敗れて2次リーグ敗退。全選手をメジャーリーガーで固めながら、大会6試合で3勝3敗の成績。準決勝進出を逃した第1回大会、4強止まりだった第2回大会に続き、今大会も結果を残せませんでした。

 過去2大会を制した日本は勿論、ドミニカとプエルトリコも多数のメジャーリーガーを輩出する国。そして、野球がマイナースポーツに過ぎないオランダですが、そのオランダ領キュラソー島はカリブ海に位置し、やはり多くのメジャーリーガーを送り出しています。ベスト4はメジャーリーガーだらけ、と言うわけですが、その中にメジャーリーガーが一人もいない日本が残っているのは画期的です。そして、メジャーリーグの本拠地であるアメリカの代表がベスト4入りできていないは困ったものです。

ロンドンオリンピック代表メンバーを発表

 日本サッカー協会は2日、東京都内で記者会見を開き、今夏のロンドンオリンピックに出場する男女サッカーの18人を発表しました。

 男子は、オーバーエージ枠でDF吉田麻也(23)とDF徳永悠平(28)が入り、注目されたアーセナルのFW宮市亮(19)は外れました。
 1次リーグD組の男子の初戦は7月26日で、強豪のスペインとの対戦になります。

 男子のメンバーは次の通り。

 ・GK 権田修一(FC東京)、安藤駿介(川崎)

 ・DF 徳永悠平(FC東京)、吉田麻也(VVVフェンロ)、山村和也(鹿島)、鈴木大輔(新潟)、酒井宏樹(ハノーバー)、酒井高徳(シュツットガルト)

 ・MF 清武弘嗣(ニュルンベルク)、山口蛍(セ大阪)、扇原貴宏(セ大阪)、村松大輔(清水)、東慶悟(大宮)、宇佐美貴史(ホッフェンハイム)

 ・FW 永井謙佑(名古屋)、大津祐樹(ボルシアMG)、斎藤学(横浜マ)、杉本健勇(東京ヴ)

 この他バックアップ選手はGK林彰洋(清水)、DF大岩一貴(千葉)、MF米本拓司(F東京)、FW山崎亮平(磐田)の4人となっています。