代替えフロン削減、大筋合意

 10日からルワンダの首都キガリで開かれていた「モントリオール議定書」の締約国会合で15日、代替フロン「ハイドロフルオロカーボン」の生産規制に乗り出すことで大筋合意しました。

 具体的には中国など大半の途上国で2024年をピークに段階的に減らし、2045年までに2020~22年の年平均に比べ80%削減。インドや湾岸諸国などでは2028年をピークに、2047年までに2024~26年の年平均に比べ85%減らす事になっています。

 ハイドロフルオロカーボンは、それまでのオゾン層を破壊するフロン類の代替え品として開発・使用されてきました。所がこのハイドロフルオロカーボン、オゾン層は破壊しないかわりに、二酸化炭素の100~1万倍以上もの温室効果があることが判り、規制が求められていたものです。

 二酸化炭素の100~1万倍以上とは凄まじい温室効果です。途上国にまで広く普及しているハイドロフルオロカーボン、約30年がかりの削減案で間に合うのかどうか。

山中教授、雇用環境の改善を訴え

 18日に開かれた政府の総合科学技術会議の有識者議員会合で、今年のノーベル生理学・医学賞に決まった京都大学の山中伸弥教授(50)が、日本の研究現場の雇用環境改善を訴えました。

 なんでも「研究スタッフをきちんと雇うには、マラソンを1年間に80回走らないといけない」のだそうです。
 山中教授は、自身が所長を務める京都大学iPS細胞研究所の教職員約200人のうち、9割近くが有期雇用で、その人件費は年間約8億円だと言うことです。

 山中伸弥教授は、日本の医学者で京都大学iPS細胞研究所所長、医学博士。カリフォルニア大学サンフランシスコ校グラッドストーン研究所上級研究員、奈良先端科学技術大学院大学栄誉教授。「成熟細胞が初期化され多能性をもつことの発見」により2012年のノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
 2012年(平成24年)3月11日の京都マラソンで山中自身が完走することを条件に クラウドファンディングと呼ばれる募金方法によるiPS基金へ寄付を呼びかけ1000万円あまりの寄付がありました。

体内時計が「おねしょ」防ぐ?

 京都大学の小川修教授らが、膀胱(ぼうこう)にたまる尿の量を体内時計が調節していることをマウスの実験で突き止めたそうです。

 体内時計を制御する「時計遺伝子」が、膀胱の筋肉を収縮しやすくするたんぱく質の量を睡眠中は減らすことで排尿を抑えていたと言うことです。夜尿症の治療薬開発につながる成果で、科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表しました。

 夜尿症とは、概ね5、6歳を過ぎても継続的に、睡眠中無意識に排尿してしまう行為(夜尿)が認められる状況を指します。身体の発達及びホルモン分泌が密接に関わるため、加齢とともに自然に治癒するケースが多くなっています。その他、遺伝との関連も指摘されています。主な原因としては、夜間多尿、就寝中の排尿筋過活動、睡眠覚醒障害が上げられます。

 睡眠中は腎臓が作る尿の量が減るとともに、膀胱にためることのできる尿の量も増えるため、長時間排尿せずに済む、と言う事らしいです。逆に言うと、この調整が出来ていないために夜尿症が起きる、と言う事でしょうか?。