体内時計が「おねしょ」防ぐ?

 京都大学の小川修教授らが、膀胱(ぼうこう)にたまる尿の量を体内時計が調節していることをマウスの実験で突き止めたそうです。

 体内時計を制御する「時計遺伝子」が、膀胱の筋肉を収縮しやすくするたんぱく質の量を睡眠中は減らすことで排尿を抑えていたと言うことです。夜尿症の治療薬開発につながる成果で、科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表しました。

 夜尿症とは、概ね5、6歳を過ぎても継続的に、睡眠中無意識に排尿してしまう行為(夜尿)が認められる状況を指します。身体の発達及びホルモン分泌が密接に関わるため、加齢とともに自然に治癒するケースが多くなっています。その他、遺伝との関連も指摘されています。主な原因としては、夜間多尿、就寝中の排尿筋過活動、睡眠覚醒障害が上げられます。

 睡眠中は腎臓が作る尿の量が減るとともに、膀胱にためることのできる尿の量も増えるため、長時間排尿せずに済む、と言う事らしいです。逆に言うと、この調整が出来ていないために夜尿症が起きる、と言う事でしょうか?。