AIJ社長「水増し数字、私が作った」

 AIJ投資顧問の浅川和彦社長は27日、衆議院の財務金融委員会の参考人質疑に出席。「水増しした数字を私が渡して、(うその運用報告書を)つくった。損した形でお返ししたくなかった」と述べ、損失が生じていることを隠し、顧客にうその実績を説明していたことを認めました。

 AIJ投資顧問は浅川和彦が1989年に前身の投資顧問企業を買収し、2004年に社長に就任したものです。中小企業の厚生年金基金の運用を主力としており、顧客に対して240%の運用利回りを確保していると説明。2011年9月末時点で、124の企業年金から1984億円の資産の運用を受託していました。しかし、2012年1月下旬の証券取引等監視委員会の検査により、運用資産の大部分が消失していることが明らかとなり、同年3月23日、証券取引等監視委員会が、企業年金資産消失問題に於いて金融商品取引法違反を理由とし、AIJへの強制捜査に着手していました。

 「騙すつもりはなかった」、必ず詐欺師は言いますね。しかし、虚偽の運用成績で資金を集め、これ程巨額の損失を出した以上、どんな言い訳をしようが無駄な事です。しかしこの状態では、おそらく日本犯罪史上最大の詐欺事件、裁判だけでもかなりの時間がかかるでしょう。